サクラにちなんだ和菓子を現在、赤坂の老舗和菓子店「とらや 赤坂店」(港区赤坂4、TEL 03-3408-2331)が販売している。
ラインアップは9種類。生菓子は5種類をそろえる。赤坂店限定の「宴の春」はういろう製で、紅の団子に白あん、緑の団子に御膳あんを入れ花見団子を表現した。小倉あんを入れたきんとん製の「遠桜」は、遠くに見えるサクラの景色を紅白のそぼろで表現する。ようかん製の「手折桜」(以上486円)は白あん入りで、春に咲くサクラの美しさを表した。御膳あん入りの「桜餅」(411円)も用意する。
3月24日には、道明寺製の「桜餅・紅」(486円)の販売も始める。同商品は赤坂店限定のもので、通常とらやで販売する焼き皮の生地の「桜餅」でなく、道明寺生地で御膳あんを包み塩漬けした桜葉で巻いて仕上げる。
ほかにも、もなかの「御代の春 紅」(216円)や、パッケージにサクラを描いた小形ようかん「春パッケージ」(1本=292円)は、小倉、黒砂糖、抹茶の3種類を揃える。
とらや広報担当の奥野容子さんは「サクラも開花し始めたが、大勢で集まって花見を楽しめるのはまだ少し先になると思う。今年は、サクラにちなんだ和菓子で春の訪れを感じていただけたらうれしい」と話す。
現在の営業時間は9時~18時(土曜・日曜・祝日は9時30分~)。毎月6日定休。数量限定(準備数に達し次第終了)。「宴の春」「遠桜」「手折桜」「桜餅・紅」は3月31日まで。「春パッケージ」は4月上旬。「桜餅」は4月10日まで。