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とらや、来年の干支「ネズミ」モチーフにした風呂敷販売へ 正月向け限定生菓子も

数量限定販売する「干支ふろしき 子」の包んだ様子

数量限定販売する「干支ふろしき 子」の包んだ様子

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 2020年の干支(えと)「子(ねずみ)」をモチーフにした風呂敷を現在、赤坂の老舗和菓子店「とらや 赤坂店」(港区赤坂4、TEL 03-3408-4121)で販売している。

5匹のネズミが描かれた「干支ふろしき 子」

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 2010(平成22)年から同時期に翌年の干支をモチーフにした風呂敷「干支ふろしき」を販売する同店。毎年異なるデザインを採用する。

 今回は華やかで新春の祝いにふさわしい紅色の生地にネズミを描いた「干支ふろしき 子」(1,100円)を用意する。絵柄のネズミは、大黒天の使いとされる白いネズミをイメージして描く。大きさは縦68センチ×横69センチで西暦のタグを入れる。

 12月29日からは、正月向けの商品として生菓子の「花びら餅」(600円)を販売する。同商品は新年ならではのめでたい菓子で、宮中の行事食「菱葩(ひしはなびら)」を原形とする。丸くのした餅に小豆の渋で染めたひし餅を重ね、蜜炊きしたごぼうとみそあんを挟む。手作りで日持ちしないため、販売数には限りがあるという。

 とらや広報担当の黒川さゆりさんは「華やかな干支ふろしきは、新年のあいさつの際にお使いいただくのもお薦め。『花びら餅』の餅は、望月(満月)の「望」に通じることから円満の象徴であり、ゴボウは地中深く根をはることから家の安泰を願う意味が込められている。ぜひこの機会に、ご家族や大切な方々と一緒にお召し上がりいただきたい」と話す。

 営業時間は8時30分~19時(土曜・日曜・祝日は9時30分~18時)。価格は全て税別。2020年1月25日・26日・27日は定休。「干支ふろしき 子」は無くなり次第終了。「花びら餅」は1月15日まで取り扱う。

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