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とらやで「ひな祭り」にちなんだ和菓子 5段重ねの「雛井籠」など用意

小箱に菓子を詰め合わせた「雛井籠」は好みに応じて5段まで重ねられる

小箱に菓子を詰め合わせた「雛井籠」は好みに応じて5段まで重ねられる

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 ひな祭り向けの和菓子が現在、赤坂の老舗和菓子店「とらや 赤坂店」(港区赤坂4、TEL 03-3408-4121)で期間限定販売されている。

道明寺かんと練りようかんを重ねて折り箱におさめた「雛折」

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 毎年ひな祭り向けの和菓子を販売する同店。季節のようかん「雛衣(ひなごろも)」(1,944円)は、黄・緑・紅・白・紫の5色でひな人形の衣装を表現した。「雛台」(3,068円)は、小倉の「夜の梅」と黒砂糖入りの「おもかげ」の小形のようかんを竹皮で包み、秋田県産のスギの木で作った台に盛ったもの。抹茶の「新緑」「夜の梅」「おもかげ」の3種類の小形ようかんをセットにし、ひな祭り限定の帯を巻いた「小形ようかん3本入」(864円)も用意する。

 2月15日からは、練りようかんに道明寺かんを重ね、左近(さこん)の桜と右近(うこん)の橘(たちばな)をあしらった「雛折(ひなおり)」(2,646円)を販売する。

 2月25日には生菓子などの販売も開始する。「雛井籠(ひなせいろう)」(1段=1,944円~)は、菓子を詰め合わせた小箱を5段まで重ねることができる商品。小箱は、こし餡(あん)を包んだ薯蕷(じょうよ)まんじゅうの「笑顔饅」、練切などの生菓子を3種類詰め合わせた「三種詰合せ」、ツバキ、桃、桜の花をかたどった和三盆糖製の「花干菓子詰合せ」から選べる。こし餡を小麦粉生地の皮で包み塩漬けした桜葉で巻いた「桜餅」(411円)も用意する。

 広報担当の奥野容子さんは「ひな祭りの時期は店頭がとても華やかになる。中でも、愛らしい菓子を詰め合せた『雛井籠』は、当社の手提げ袋のデザインの基にもなっている1776(安永5)年のひな菓子を届けるための重箱を模した箱に入れてご用意する。ぜひ、この時期だけのかわいらしい和菓子をお楽しみいただきたい」と話す。

 営業時間は8時30分~19時(土曜・日曜・祝日は9時30分~18時)。数量限定。無くなり次第終了。3月3日まで。

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