迎賓館赤坂離宮で「GWのガーデンカフェ」 アルコールの販売も

国宝に指定された噴水がある迎賓館の主庭(提供=内閣府迎賓館)

国宝に指定された噴水がある迎賓館の主庭(提供=内閣府迎賓館)

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 迎賓館赤坂離宮(港区元赤坂2)の前庭で4月28日から5月6日まで、「GWのガーデンカフェ」を開く。

過去開催された「ガーデンカフェ」の様子(提供=内閣府迎賓館)

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 外国の元首や首相などの賓客を迎えるための迎賓施設である同施設。賓客を迎えるのに支障のない範囲で一般公開を実施している。「ガーデンカフェ」は、飲み物や食事を楽しみながら迎賓館をより身近に感じてもらいたいと定期開催されている企画で、開催時には毎回多くの人でにぎわう。

 今回前庭には、縦10メートル×横10メートルの大型のテントを2張り設置。テントの下にはテーブル20台とガーデンチェア80脚、ベンチ14脚を配置し、夜間はテント内にLEDライトを設置する。各日3~4台のキッチンカーが日替わりで出店し、コーヒー、紅茶、タピオカドリンクといったソフトドリンクや、スパークリングワイン、赤白ワインといったアルコールも販売する。フードは「ラザニア」「ピザ」「グリルチキン」「チーズ盛合せ」などのメニューを揃える。詳しいメニューなどは当日、同館のツイッターでも確認することができる。

 ほかにも、同館の限定記念品を扱う店が出店。マグネットやトートバック、焼菓子などの販売も行う。4月末からは同館本館のデザインが入った「うすはりグラス」の販売も予定する。

 4月28日~30日、5月3日~6日の7日間は18時45分から本館のライトアップを実施するほか、開館時間を20時まで延長する「夜間公開」も行う。前庭と国宝指定の噴水のある主庭が見学できる「庭園参観」は、開催期間中に限り高校生以下無料。

 同館館長の別府充彦さんは「今回のガーデンカフェでは、過去最多の座席数をご用意した。大型テントのもと、日差しを気にすることなく、爽やかな新緑の季節をお楽しみいただけると思う。主庭ではこの時期、噴水を取り囲むサツキが一斉に花を咲かせ、噴水越しに本館を望む景色は格別。ほかにもライトアップした本館など、写真映えするスポットも多数あるので、ぜひ記念撮影などしながら楽しんでいただきたい」と話す。

 参観時間は10時~17時(4月28日~30日、5月3日~6日は20時まで)。5月2日は休館。事前予約のない場合は、当日の受け付けによる参観が可能。18時30分以降は主庭への入場は不可。混雑時は事前予約優先。入場制限を実施する場合がある。料金は大人=1,000円、中高生=500円、小学生以下は無料。身体障害者手帳等所持者と付き添い人1人は参観料金を免除する。前庭と主庭は大人=300円。

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