ホテルニューオータニ(千代田区紀尾井町4、TEL 03-3265-1111)内で現在、「マロンフェア」を開催している。
例年恒例となっている同フェア。秋の味覚を代表する栗を使ったスイーツを楽しんでほしいと、今年は過去最多の17種類のメニューを用意する。広報担当の湯本健太郎さんは「当ホテルのスイーツは旬の素材にこだわっている。そのまま食べてもおいしい国産ブランドの上質な食材をスイーツに取り入れた時、いかに素材本来の味を引き出しつつさらにおいしく仕上げるかを大切にしている。今年は和三盆糖や藻塩など、和を活かしたスイーツをご用意した」と話す。
「パティスリーSATSUKI」の「抹茶マロンミルフィーユ」(1,620円)は、10月1日から販売を開始する商品。パイ生地に徳島県産和三盆糖を使用したカスタードクリームやようかんのジュレ、抹茶のカスタードクリーム、黒蜜餡子(あんこ)などを重ねた10層仕立てとなっている。トッピングにはアーモンドミルククリームと兵庫県三田産の銀寄種をはじめ、時期ごとに旬な場所の栗を渋皮煮にしたものをあしらう。素材の甘みを引き出すため黒蜜餡子(あんこ)には藻塩を振りかけているという。
「プリママロンプリン」(972円)は、カラメルに栗のペーストを入れたカスタードプリンと栗の甘露煮と渋川栗を入れた「おしるこジュレ」を重ね、なめらかな食感と風味豊かな栗の味を楽しんでもらえるようアーモンドクリームをかけて仕上げる。ほかにも、同ホテルのグランシェフ中島眞介さんが和栗本来のおいしさを活かしたいと考案した「スーパーモンブラン」(2,268円)も用意する。
日本料理店「KATO'S DINING&BAR」では、八丈島ジャージー牛乳を用いた自家製のミルクジェラートとマロンクリームで仕上げた「和風アイスモンブラン」(1,620円)を用意する。「Bar Capri」では、ラム酒をベースにバナナ、マロンクリーム、マロンペーストなどをシェイクし和三盆を振りかけた「モンブラン・シェイク」(2,700)を提供する。
湯本さんは「定番の『スーパーモンブラン』を筆頭に、今年も秋ならではのスイーツを揃えた。当ホテルのこだわりが詰まった秋のスイーツコレクションをお楽しみいただきたい」と呼びかける。
商品の提供時間と提供期間は各店舗により異なる。「パティスリーSATSUKI」の商品以外はサービス料別。