赤坂エリアの街の清掃活動を行う「greenbird(グリーンバード)」の赤坂チームが7月、設立8周年を迎えた。
グリーンバードは「きれいな街は、人の心もきれいにする」をコンセプトに、主に街中の清掃を行う非営利団体として2003年に発足。原宿・表参道エリアから活動が始まり、現在では国内外合わせて80地域以上のチームが存在する。
赤坂チームは2008年7月13日、TBSアナウンサーの秋沢淳子さんと博報堂(港区)の社員らが立ち上げた。現在も赤坂に勤務するビジネスマンや地元住民、高校生らを中心に定期的に街の清掃活動に取り組んでいる。掃除用具は同団体が準備するため、手ぶらで参加できるのも特長。
8周年を迎え同団体は今月22日、初となる懇親会を開催した。当日は約20名が参加し、これまでの活動報告を行ったほか参加者同士の交流を深めた。
同代表を務める現港区議会議員の横尾俊成さんは、「当初は数社からしか参加する人はいなかったが、最近ではコカコーラやヤフー、明治安田生命、ラルフローレンなどのほか、港区役所で働く人や近隣に住む人も参加するようになった。参加者同士で結婚した人もいる」と話す。
赤坂チームリーダーの八川周弘さんは「活動を長く続けていくと、『活動の様子を見たことがある』という声もよく耳にするようになり、知名度の向上を実感している。これからも企業人と街の結節点でありたいし、今後は活動に興味がある人や赤坂の子どもたち、赤坂の街との繋がりが欲しい人など、多くの人に参加してもらいたい」と呼びかける。
活動は毎月第2・4火曜日の8時30分から。雨天・祝日は中止。