赤坂1丁目に建設中の「赤坂インターシティAIR」(港区赤坂1)の商業ゾーンが、9月29日に開業することが分かった。
メインタワーとなる地下3階、地上38階から成る高さ約205メートルの高層ビル
赤坂インターシティAIRは、広さ約1万6,088平方メートルの敷地内に、地下3階、地上38階から成る高さ約205メートルの高層ビルをメインタワーとして置く商業施設。「誰もが住みやすく働きやすい、居心地の良い街づくり」をコンセプトに、オフィス、商業、医療、住宅のほか、緑化率50%以上に当たる約5,000平方メートルの緑地を保有する。
同施設の商業ゾーンでは、東西南北の4つのエリア分けをし、各エリアにはそれぞれのテーマに沿ったレストランやカフェなど計13店舗を設置。アメリカで創業したステーキ専門店「ロウリーズ・ザ・プライムリブ 赤坂店」や、イタリアにおいて100年以上の歴史を持つロースター「bondolfi boncaffe(ボンドルフィボンカフェ)」の新業態店舗などが入居する。飲食店以外にも、今年10月には虎の門病院関連施設が入る予定。
「緑溢れる空間の中で、季節や自然を感じながらゆったりとした時間を過ごすことができる施設となっている。木々は一本一本こだわりを持って選定した。あえて個性のある樹木を選ぶことでどこか懐かしく、愛着の持てる場を作りたいと考えている」と担当者。「オフィスビルや商業施設としての利用だけではなく、人々の憩いの場として多くの方々に安らぎを感じていただきたい」とも。