赤坂の名古屋料理店「六九」(港区赤坂2、TEL 03-3586-3919)が9月、ランチ営業を始め、「赤坂六九カレー」を提供している。
割烹(かっぽう)など和食中心にさまざまなジャンルの料理を修業してきた加納大吾さんが店主で、今年で12年目となる同店。キーマカレーをベースに、スパイスをふんだんに使い薬膳要素を入れることで「元気が出るカレー」を目指したという。価格は1,000円。
オープン当初にもランチ営業でカレーを提供していたが、好評のため忙しくなりすぎ過労でドクターストップ。それ以来、カレーは封印し続けたメニューだったという。
名古屋料理店ということで、カレーの隠し味に八丁みそも使っているのも特徴。辛さを調整でき、ココナツとヨーグルトを入れたマイルドなカレーも用意している。ルーのみのテークアウトも可能で、夜には3種類のチーズを載せた「焼きカレー」(ハーフ=800円、フル=1,300円)も用意。
北海道の紋別から直送した鹿肉のヒレを焼き上げてトッピングした「鹿肉ステーキ六九カレー」(1,800円)も夜限定で提供。現在は5食限定で、今後の提供については「仕入れができれば」と加納さん。
「オープン当初に提供していたカレーから10年以上、考え更新し続けてきたこだわりの品。他とは違うカレーに仕上げているので、ぜひ一度食べていただきたい」と来店を呼び掛ける。
営業時間は12時~14時、16時~翌2時(来店客の状態により朝まで営業)。