サントリホール(港区赤坂1)で10月3日、「サントリーホールフェスティバル2015 オープニング・フェスタ-Sounds カーニバル-」が開かれる。
昨年エントランスで行われた「ファンファーレ」の様子(写真提供=サントリーホール)
サントリーホールの秋の音楽シーズン幕開けを彩る同コンサート。今年は、「Sounds カーニバル」をテーマに、リムスキー=コルサコフの「熊蜂飛行」や、映画・ニューシネマ・パラダイスから「愛のテーマ」など、クラシックからポピュラーまで、さまざまなジャンルの音楽を21曲披露する。
開場時エントランスでは、東京佼成ウインドオーケストラメンバーが「特別ファンファーレ」を奏でる。開場中は、同館内の小ホール「ブルーローズ」を開放し、グラスを片手に生演奏とダンスが楽しめる特設サロンを設けるほか、休憩中には舞台から客席を眺めながら合唱の練習ができる「ステージ上で行うコーラス練習に参加!」も行う。
当日はピアニストのシプリアン・カツァリスさん、ウィーン・フィルで首席奏者を務めるトランペットのシュテファン・ハイメルさん、ソプラニスタの岡本知高さんらが参加するほか、サプライズゲストも予定する。指揮は関西フィルで首席指揮者を務める藤岡幸夫さん、司会は俳優の高嶋政宏さんが担当。
「世界的なピアニストの即興演奏や、天性の男性ソプラノ歌手をはじめ、ポップス・ジャズ・邦楽までもが飛び交う『異種音楽のカーニバル』となっている」と同ホール公演制作担当の中鉢智博さん。「バレエを見たり、社交ダンス体験をしたり、合唱団と共に気持ちよく歌ったりと、さまざまな楽しみ方ができる。年に一度の『サントリーホールの縁日』にぜひ足を運んでいただきたい」とも。
コンサートの開場は17時。開演は18時。