赤坂エクセルホテル東急がリニューアル-「オトナの秘密基地」コンセプトに

リニューアルされたプレミアツインの部屋の様子。

リニューアルされたプレミアツインの部屋の様子。

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 赤坂エクセルホテル東急(千代田区永田町2、TEL 03-3580-2311)が2007年より行っていたリニューアル工事が完了し、2月10日、リニューアルオープンした。

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 同ホテルで行われていた、リニューアル工事は耐震補強工事のためのもの。耐震補強で壁がせり出し、客室スペースが狭くなってしまうため、これまでシングル(15平方メートル)として提供していた部屋を3部屋合わせ2部屋のダブルの「モデレートダブル」(約22平方メートル)に改装し客室の広さを確保。全体で535部屋あった客室数を487部屋へとリニューアル。2007年6月から段階的にリニューアル工事を行い、同9日に工事を完了した。

 リニューアルルームのコンセプトは「東京の夜を遊ぶ、オトナの秘密基地」。東急ホテルズ(渋谷区)の「エクセルブランド」で展開している「遊び心」をテーマとしたコンセプト「Fun、Love、Creative」に合わせたもので、同ホテルでは「遊び心」を意識し、客室の設備やアメニティーを強化。カップルやシニア層の需要を取り込む狙い。

 リニューアルルームは「和」と「洋」を調和させた色調で、「快適性」だけでなく「機能性」を重視した設計。今年1月に工事が完了した最新の「プレミアツイン」の部屋では、「オトナの秘密基地」のコンセプトに合わせ、シースルーシャワーブースに3WAYシャワー、シモンズ社製のベッド、BOSE社製iPod対応オーディオシステム、エスプレッソマシンなどを用意。「遊び心」を取り入れたスタイリッシュな空間を提供する。

 同ホテルでは全室リニューアル工事完了を記念し、期間・部屋数限定の宿泊プラン「リニューアルルーム限定おまかせステイ」を発売している。利用客にリニューアルルームを体感してもらうためのプランで、「どの部屋タイプに泊まれるかわからない」(同ホテル)。プレミアツイン(ダブル)、モデレートダブル、デラックダブル、モデレートツインの4タイプの部屋が対象で、通常価格より価格を抑えて提供する。

 「今後は欧米からの長期滞在客など海外からの需要を取り込んでいきたい」と同ホテル広報担当者。

 「おまかせステイ」宿泊プランの料金は、1人利用=15,000円(日曜~火曜)、17,000円(水曜~土曜)、2人利用=各8,500円(日曜~金曜)、各10,250円(土曜)。3月19日まで。

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