アークヒルズ(港区赤坂1)で5月9日、サントリーホールの屋上に設置されている庭園「ルーフガーデン春の特別公開」が行われる。
今回は通常非公開の「ルーフガーデン」をはじめ、「フォーシーズンズガーデン」「メインガーデン」といった5つの庭園を同時に公開。「ルーフガーデン」の最上段は、近隣ビルの屋上から眺めた時に美しく見えるよう、英国の国旗「ユニオンジャック」をモチーフに、同ガーデンのデザインやメンテナンスを手掛ける専任ガーデナーの杉井明美さんがデザインした庭園を見ることができる。
公開日には、「ハナマス」「フロックス」「アリウム」といった春の草花や、日本と東アジア原産の原種バラなどが見ごろを迎え、来場者には「見ごろ花 MAP」も配布。庭園には杉井さんやガーデナーも常駐し、見学者の対応にあたる。また、未来を担う子どもたちに体験を通して、楽しく学びながら、次世代の都市のあり方を共に考えていく「ヒルズ街育プロジェクト」の一環である「環境とみどりのヒミツ探検ツアー」も実施する。
「通常非公開の、サントリーホール屋上というプレミアムなガーデンの特別公開となっている。 春は特に多くの花が華やかに咲き誇り、都心に居ることを忘れさせてくれる空間になっている」と森ビルタウンマネジメント事業部の杉さん。「バラやラナンキュラスなど春の花々の息吹や、自然の土や草の香りを感じながら通常は味わえないガーデンをぜひお楽しみいただければ」とも。
開催時間は10時~16時。小雨決行。入場無料。