赤坂のマンションの1室でギャラリーを展開している「Nidi gallery」(港区赤坂4、TEL 03-6905-9731)で2月26日より、新進気鋭の布作家・TARCOさんによる手提げ袋を展示販売する「手さげ展」が開催される。
TARCOさんは文化服装学院スタイリスト科卒業後、タレントの専属スタイリストなどを経て、布作家として活動を展開している新進気鋭の作家。年に1回個展を開催しており、雑貨に関する書籍の表紙のアートワークなども手がけている。
同展ではTARCOさんが製作した手提げ袋約30点を展示販売する。「季節や洋服のスタイルを選ばず、丈夫で長持ちして、10代でも年配の方でも持ち歩けて使いやすい手提げ袋」をコンセプトに掲げる。
TARCOさんの手提げ袋はすべてリネン生地で、「裂き織り」という織物を使用しているのが特徴。「裂き織り」とは、文字通り布を細く裂き横糸として使用し、麻糸などと織り込む織物のこと。TARCOさんの作品は裂き織りを裏面に使用し、表面には生地を重ね細かく縫い付けたコラージュに刺しゅうを施しており、表面も裏面でも使用できるリバーシブルな手提げ袋として提供する。価格帯は2万円~4万円。
「今までと変わらず、日々ひたすらコツコツと自分の納得いく大好きな作品をつくり続けていければ」とTARCOさん。
営業時間は13時~20時。3月4日まで。今月26日16時から、出張喫茶やコーヒーのワークショップなどを手がける「YAMA COFFE」を招き、オープニングパーティーを開く。