アークヒルズ(港区赤坂1)で11月8日、体験型親子向け教育プログラム「みどりと『食』のヒミツ探検ツアー」が開かれた。
主催は森ビル。ツアーは、未来を担う子どもたちに体験を通して、楽しく学びながら、次世代の都市のあり方を共に考えていく「ヒルズ街育プロジェクト」の一環。
当日は、小学3年生から6年生までの男女とその保護者が参加。通常非公開のアークヒルズサウスタワーの屋上庭園「スカイパーク」を見学。現在の街並みができるまでを模型を使い解説。緑が環境だけでなくコミュニケーションの場としても活用されていることを説明した。同日、カラヤン広場では「ヒルズマルシェ」を開催。そのほか、同ビル内に店を構える「福島屋」で、無農薬の新米を使ったおむすびやおはぎ作り体験も行われた。
参加した親子は「ヒルズマルシェにはよく足を運んでいるが、同じエリアに通常非公開の屋上庭園があることは知らなかった。今回は初めて行けて良かった」と父親。「初めて素手でおにぎりを握った。熱かったけど楽しくできて良かった」と小学3年生の女児は話していた。
広報担当の山下さんは「次回も趣向を凝らした参加型体験イベントを開いていきたい」と話す。