アークヒルズ（港区赤坂1）で10月4日、｢アークヒルズ音楽週間2014｣が開催される。

過去のアーク・カラヤン広場でのコンサートの模様

　森ビルとサントリーホールが「より多くの人に音楽を身近なものとして楽しんでもらいたい」と始めた同イベントは今年で4回目。

　「音楽がであう。音楽にであう。」をコンセプトに、アークヒルズを中心に近隣の美術館やホテルなどの周辺施設とも連携を図り、アークヒルズエリア全体で音楽が楽しめるプログラム構成となっている。今年は、土曜・日曜を中心に家族で楽しめる音楽コンテンツを数多く設ける。

　アーク・カラヤン広場では、マイケル・スペンサーさんと日本フィルハーモニー交響楽団のメンバーによる子ども向けワークショップ「マイケル・スペンサーと日本フィルの音楽たんけん団『兵士、バイオリン、魔法の本の物語』」を開催。ほかにも、「ハープ」「サクソホン」「尺八」といった楽器の音出し体験ができる「楽器体験・音楽物販ブース」も設け、最終日には、アルゼンチン出身のギタリスト、レオナルド・ブラーボさんとタンゴバイオリン奏者の近藤久美子さんによる「南米の夕べ」を披露する。

　サントリーホールでは、「レスパス弦楽四重奏団」「オペラ名曲コンサート」「オーボエ＆ハープコンサート」を無料で鑑賞することができる「ロビーコンサート」を開く。

　森ビルタウンマネジメント事業部の田部さんは「普段コンサートホールで聴く音楽も、期間中は屋外のカラヤン広場や大使館、レストランなどいろいろな空間で楽しむことができる。無料で参加できるコンサートばかりなので気軽に足を運んでいただきたい」と話す。

　公演のスケジュールは、アークヒルズ、サントリーホールの各ホームページで確認できる。入場無料。ただし、レストランなどでのイベントは一部有料。「マイケル・スペンサーと日本フィルの音楽たんけん団」は要予約。定員になり次第終了。アーク・カラヤン広場でのイベントは、雨天決行・荒天中止。以上、10月11日まで。