赤坂の会員制酒場「インディアンサマー」(港区赤坂3)で10月4日、官能小説の朗読会「赤坂昼下がりのエロス」が開催される。
毎月第1土曜の昼間に、官能小説家の花園乱さんを講師として迎えて行う同イベントは、今年7月から始まり今回で4回目。「あくまで真面目にアカデミックにエロスを語る」という趣旨の下、エンターテインメイントとしてのエロの講義を交えつつ、官能小説の朗読を行う。
今回は花園さんの作品をはじめ、文学系作家の赤江瀑、著名官能作家の団鬼六、富島健夫、宇能鴻一郎、川上宗薫など、毛食の異なる作品をピックアップする。
運営事務局の畑和弘さんは「参加者からは、『最初は読むのが恥ずかしかったが、だんだん慣れてきて、ストーリーに入り込むことができた』『官能表現の数の多さに驚いた』『普段口にできない言葉を話すことで、ストレス解消になった』『官能小説家がどうやって官能小説を書いているのか分かった』『同じ男女の交わりを描いているのに、文学作品と官能小説との違いが分かった』などの感想を頂いた」と話す。
「同店のママが女性ということもあり、女性でも安心して官能小説を楽しむことができ、特に40代以降の女性に評価が高かった」と畑さん。「1人での参加はもちろん、今後はカップルでの参加や、夫婦のセックスレス解消のきっかけにイベントを利用していただければ」とも。
開催時間は14時~17時。コーヒー・ワイン・つまみ付きで、参加費は1万2,000円。申し込みはホームページで受け付ける。当日参加も可能。