赤坂一ツ木通り沿いの赤坂不動尊威徳寺(港区赤坂4)で2月3日、毎年恒例の節分会豆撒式のお練りが行われた。
1600年に開山された由緒ある真言宗智山派の同寺では1965(昭和40年)ごろから毎年、豆まきお練りの儀式を平日に行ってきた。
今年も、昼休みの時間帯に赤坂Bizタワー前から同寺までの区間を、先導さんを先 頭に、錫杖(しゃくじょう)を持った巫女(みこ)、ほら貝を吹く僧侶、政治家や年男、年女に続き住職、最後に大傘が商店街を練り歩き、豆とおみくじ、鈴が付いたお守りの入った福豆を沿道の人々にまいた。
都内在住の40代女性は「何年も仕事で赤坂に来ていたが豆まきは知らなかった。このような行事に参加できてうれしい」と話していた。