家電製品や携帯電話端末を製造・販売するLGエレクトロニクス・ジャパン（港区赤坂2）は、ラグジュアリーブランドのプラダと共同開発した「PRADA　Phone by LG」に新しいボディーカラーの「Silver」モデルを追加。12月中旬より、全国のドコモ製品取扱店で販売を開始する。

　同社は昨年3月に、ヨーロッパでプラダと共同開発した「PRADA　Phone」を発売。同モデルのメニュー画面で使用されるアイコンのデザインや、全体の色の設定などをプラダが手掛けており、従来のキーパッド入力に代わる全面フルタッチスクリーンを世界で初めて導入したことなどから、世界中で話題を呼び、世界46カ国で100万台を越える販売台数を記録。

　日本では今年6月より販売を開始。ヨーロッパではフルタッチスクリーンに静電式を導入してしたが、日本では携帯電話でのメールの利用が多いことなどから、爪が長くても操作できる加圧式を導入。日本仕様で販売を行っている。

　「Silver」モデルは今年1月に、ヨーロッパ各国で発売したモデルで、アジアでは日本のみの限定販売。クリスマス商戦に向けて12月中旬より販売を開始する。3.0インチのフルタッチスクリーンのディスプレーのほか、200万画素のカメラを搭載。タッチスクリーンを押すと、指先に振動を感じるバイブ機能も備えるなど操作性や使い心地を追求。同梱されるオリジナルレザーケースもボディーカラーに合わせシルバーのケースを用意する。

　同モデルの発売を記念して、同社のiモードサイト「WOW　LG」でキャンペーンを実施。同モデルの購入者先着5,000人を対象に、日本では発売されていないプラダの携帯ストラップをプレゼントする予定。応募は発売日から来年1月31日まで。

「『PRADA　Phone』を通してLGブランドのブランドイメージ向上につなげていき、今後も面白い携帯電話端末を提供していきたい」と同社広報担当者。