買う

北野武さんが子供向けの絵本を書き下ろし-『ほしのはなし』12月中旬に書籍化

イベントに参加した宇宙少年団の子どもたち

イベントに参加した宇宙少年団の子どもたち

  • 0

  •  

 オフィス北野(港区赤坂5)の北野武さんが、絵本『ほしのはなし』を書き下ろし、ポプラ社より12月中旬に発売されることがわかった。

[広告]

 これは、11月3日に「ひらけ宇宙PROJECT」が行った「宇宙からの絵本読み聞かせイベント」で明らかになったもの。読み聞かせを担当したのは、現在、国際宇宙ステーションに長期滞在し、11月1日に3度目の船外活動を成功させた星出彰彦宇宙飛行士。宇宙で収録された朗読が、日本宇宙少年団に所属するなど、宇宙に興味がある園児、小学生とその保護者、約50人の前で披露された。

 絵本の内容は、主人公の少年が祖父とともに夜空を見上げ、亡き祖母を思うというもの。星出飛行士は、「ほのぼのとしていて、いろいろな人がつながっていることを感じさせてくれる」と同書の感想を話した。

 参加者は、星出さんの読み聞かせやメッセージや、JAXA職員の向井浩子さんの講演を熱心に聞き、宇宙への夢を新たにしている様子だった。

 会場では北野武作の絵本の原画も展示され、あまたの星が瞬く夜空の絵に、天体観測が好きという小学3年生の男子は、「芸術的ですてきな絵だった」と感想を述べた。

赤坂経済新聞VOTE

今、赤坂にほしい施設は?

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース