赤坂一ツ木通り商店街振興組合(港区赤坂4)がホームページ(以下、HP)のデザインを刷新し、「赤坂一ツ木ぽっぷ」として公開している。
名前の「ぽっぷ」が商品の販促情報を載せる広告媒体「POP」に由来する同HP。その理由について、同組合広報委員長の石川泰さんは「一般的に商店街のホームページは加盟店情報が主体になりがち。地元の人や赤坂で働く人々の目線で、さまざまに情報を活用できるような工夫をしたかった」と話す。「さわやかさ、明るさ、目新しさが『はじける』という意味も込めた」とも。
ホームページ上では、加盟店情報の羅列ではなく、「POP Special」「ぽっぷ情報」としてクーポンやセールの案内などを厳選して紹介するほか、港区の天気予報、最寄り駅の終電情報なども掲載。今後は組合員以外の店舗や企業の情報提供も受け付けることで、赤坂情報のポータルサイトを目指して運営していく。
「地域コミュニティー情報や広告の掲載も検討している。より多くの人に知ってもらい、赤坂の活性化に貢献できれば」と石川さん。