赤坂ACTシアター(港区赤坂5)で8月30日、女優・米倉涼子さん主演のブロードウェイ・ミュージカル「シカゴ」が始まった。
1920年代のイリノイ州シカゴを舞台に、スターを目指す2人の女性と、彼女たちの運命を操る敏腕弁護士の姿を描く同作。ブロードウェイを代表する振付師、ボブ・フォッシー氏によるセクシーでダイナミックなダンスも話題となり、米ニューヨークで16年以上のロングラン公演を続け、映画化もされた。
米倉さんは今年7月、アジア系女性では初の主役としてブロードウェイの舞台に立った。30日から始まった赤坂公演では、米倉さんの日本凱旋を記念し、アメリカで共演したアムラ=フェイ・ライトさんやトニー・ヤズベックさんのほか新たなキャストも加え、日本語字幕付きの全編英語劇で上演する。
「日本でしか観ることができない豪華キャストでの上演。ミュージカルファンだけでなく、多くの人に足を運んでいただければ」と公演担当者。
料金はS席=12,500円、A席=9,500円。9月16日まで。