モバイルのシステム開発事業を展開するインタラクティブ・コミュニケーション・デザイン(港区赤坂1)は9月17日より、同社が提供する携帯電話向け無料漫画サイト「はるこ」で、任意の言葉を漫画に反映できる漫画生成サービス「オートチュク~る」ベータ版の提供を開始した。
同サービスでは、用意されたさまざまなシチュエーションの4コマと2コマの漫画イラストの吹き出しにユーザーが自由に言葉を入力し、オリジナル漫画を作成できる。漫画を生成すると同時に作成したオリジナル漫画にアクセスできるURLを発行。URLをメールに添付して送ることで、メッセージを入力したオリジナル漫画を相手に送ることも可能。メールでの利用シーンを意識し、「質問」や「お誘い」などのシチュエーションのイラストも用意する。
「言葉では伝えにくいことでも、漫画を利用することで、相手を和ませて伝えることができる」と同社は漫画をコミュニケーションツールとしてとらえる意図を説明する。
同サービスは、同社が提供するサイト「はるこ」への誘導と活性化、認知度向上が目的。利用者視点でのシステム評価、フィードバックを収集する目的でベータ版の公開を始めた。
今後は利用者が使いやすいようにシステムの改修を進めると同時に、同サービスで利用できるイラストも定期的に増やしていくという。また携帯メディアを運営する企業向けに、ASP型によるシステムの提供も行っていく方針。