●「らぁめん家
___69N’ROLL ONE 赤坂本店」
(港区赤坂3、TEL03-3583-5569)
ラーメン激戦区、東京・町田エリアの中でも常に高い人気を誇り、ラーメンファンで知らない者はいない有名店、あの「ロックンロールワン」が、“ロックの日”先月6月9日に、なんと、我らが赤坂に移転オープン!
赤坂エリアだけにはとどまらず、各地のラーメンファンの間で大きな話題となっており、地元の方はもちろん、旧店時代からのファンも全国各地から訪れています。
この店では総料理長として腕をふるう嶋崎順一さんが、神奈川県相模原市の人気店のスーパーバイザーを約6年務めた後、同市内に「ロックンロールワン」を開いたのは2005年12月のこと。「すべてを自分でやりたい」と、客席数8席の店でひとりだけで営業を始め、瞬く間に人気店に。数々のメディアに紹介されるも、「自分で探してでも本当に食べたい人だけが来ればいい」と、あえて住所も電話番号も非公開に。ラーメンに対してストイックで頑ななまでのこだわりぶりは、嶋崎さんいわく、「店内は常にピリピリして、お客さんが緊張し続けながら食べるようなスタイルでした」。
そんな嶋崎さんだったのですが、「これからは、自分が完成させたラーメンを多くの人に気軽に食べてもらいたい」と、満を持しての赤坂移転。公開された電話番号は「Go Go Rock!」。黒、白、シルバーを基調に「オールドゴージャスクラシック」をテーマにしたという落ち着いた店内では、オールディーズがBGMに。フロアには若い女性のスタッフも配し、女性ひとりでも気軽に利用できるようになりました。
看板メニューは、醤油味の「2号らぁめん(800円、写真下)」。以前には、魚介系風味の1号と、塩味の3号もあったのですが、その後、徹底的に磨き抜いて、残ったのが比内地鶏100%のスープに火入れしていない生揚げ醤油で作ったたれを合わせた、自信作の「2号」なんです。
低温真空調理をした鶏胸肉のチャーシューと、黒豚製のチャーシューが1枚ずつのり、あとはメンマとネギだけと非常にシンプルなこの一杯は、嶋崎さんのこだわりの集大成。ひとくちスープをすすれば、感動的なほどのうまさです。
メニューは「塩らぁめん(800円、写真上)」「つけ麺(並・950円)」の3本柱。「2号」はもちろん、そのどれもが、テレビ番組や雑誌などが主催するラーメン企画で、最優秀賞など、数々の受賞経歴を持つ逸品。店内にも賞状やトロフィーなどが飾られています。
赤坂の「ロックンロールワン」は、誰でも気軽に食べられる店になっているので、ぜひぜひ食べ比べてみてください。
「らぁめん家 69 N’ROLL ONE 赤坂本店」
港区赤坂3-7-11
TEL03-3583-5569
11:00~22:00
無休
【関連リンク】
◇B級グルメ王・柳生九兵衛の「赤坂うまいもんめぐり・ぐるグルメ!」《第21回》「ばんちゃんラーメン」(赤坂経済新聞)
http://akasaka.keizai.biz/column/50/