食べる

赤坂の居酒屋が盛岡冷麺専門店に-東北食材を使ったコース料理も

コシのつよい麺に牛骨のうま味がつまった透き通ったスープ。

コシのつよい麺に牛骨のうま味がつまった透き通ったスープ。

  • 0

  •  

 赤坂の東北の食材を使った居酒屋「風味や旬」が6月6日、盛岡冷麺専門店「もりおか冷麺酒場」(港区赤坂3、TEL 03-3583-2275)としてリニューアルオープンした。運営はレストレーション(荒川区)。

[広告]

 店舗面積37坪で、席数55席。社長の吉澤耕一さんは「盛岡では焼き肉店に盛岡冷麺だけを食べに行くのが一般的。地元に愛され、文化として根付いている盛岡冷麺にほれ込み、このおいしさを届けたいという思いで出店した」と話す。

 メニューは、定番の「もりおか冷麺」(800円)のほか、同店のアレンジ冷麺「タンタン冷麺」(880円)、「ビビン麺」「野菜天おろし冷麺」「フレッシュトマト冷麺」「ビシソワーズ冷麺」(以上980円)などをそろえる。ランチタイムはサラダが付き、6月20日からはご飯またはドリンクもセットに。

 ディナータイムは、「東北直送!刺し身3点盛り合わせ」(1,400円~)、「二戸 久慈ファームの佐助豚の肉汁たっぷりメンチ」(700円)などのアラカルトのほかに、岩手直送の食材を使ったコース料理「こだわり岩手を食べるプラン!」(4,500円)も用意。日本酒は、「七福神純米辛口」(500円)、「南部美人 特別純米」「あさ開純米酒」(以上600円)など岩手を始めとする東北のものを提供する。

 冷麺のチャーシューは本場盛岡では牛肉を使うのが一般的だが、同店では豚肉を使用する。卵も普通のゆで卵ではなく味玉に変えるなどアレンジを加える。トッピングのカクテキは別皿で提供し、途中で酢を入れ、その後カクテキを加えることで3つの味を楽しめるようにした。

「基本を守りながらもっとおいしくするための工夫をしている。今後は全国展開も考えており、夏の定番メニューとして広げていきたい」と吉澤さん。「東北のものを食べてもらうことで食を通じての復興支援、そして盛岡冷麺を通じて東北を思い出すきっかけにしてもらえたら」とも。

 営業時間は11時~24時(土曜のみ19時まで)。日曜・祝日定休。

赤坂経済新聞VOTE

今、赤坂にほしい施設は?

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース