赤坂通りまちづくりの会(港区赤坂7)は4月17日、赤坂通りの街路樹マスに「チャリティー芝桜」の植え付けを行う。
今年で2回目となる同試み。赤坂通りは都道のため、花などを植えるのに東京都と協働している。昨年も芝桜を70株植えた。「花咲か、赤坂」をキャッチフレーズに活動する同会は、これまでも街の清掃やイベントへの支援などに積極的に取り組んできた。
東日本大震災以降の自粛ムードで、今年の実施は危ぶまれていたという。しかし、同会の寺腰富美子さんが芝桜専門店のサイトで、義援金付き芝桜の苗を販売しているのを見つけた。「自分たちのできることで被災地の方々の手助けになれるならと開催を決めた」(寺越さん)
芝桜・里桜(リオ)320株が義援金対象品種で、1株につき100円の義援金が日本赤十字社に送られる。
「現代の花咲かじいさん、花咲かばあさん志望の方々に参加していただきたい。花咲か兄さん、花咲か姉さんはさらに歓迎。土に触れることで、昨今のウツウツした気持ちが癒やされるのでは」と寺腰さん。「赤坂サカスの桜に連なるように、芝桜が道端に咲き、花のあるまちに、華のある人々が集うよう願っている」とも。
植え付けは10時~。詳しくは同会ホームページで確認できる。芝桜苗、軍手、シャベルなどの準備は不要。