ANAインターコンチ東京、炭火焼き専門店をステーキ専門店にリニューアル

リニューアルオープンした「ザ・ステーキハウス」の店内の様子。

リニューアルオープンした「ザ・ステーキハウス」の店内の様子。

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 ANAインターコンチネンタルホテル東京(港区赤坂1、TEL 03-3505-1111)は9月1日、同ホテル内の炭火焼き専門店「チャコール キッチン 炙」をウエスタンスタイルのステーキ専門店「ザ・ステーキハウス」としてリニューアルオープンした。

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 同レストランはこれまで「炭火焼き」を全面的に押し出した炭火焼き専門店として約4年間にわたって展開してきた。今年4月に新しく同ホテルの総支配人に着任したファーガス・スチュアートさんの意向を受け、同レストランの名称を日本人にも外国人にも分かりやすい「ザ・ステーキハウス」に変更。提供する料理が明確な店名にすることで、利用客の足を運びやすくさせるのが狙い。

 店舗面積は450平方メートル、席数は143席。開放的なドーム型天窓を中心に配し、バーカウンターや個室も用意。プライベートだけでなくビジネスの利用にも対応する。レイアウトや木目調の内装などのハード面は残し、ソフトの面でのリニューアルを行った。店内の中心に植木を植え、照明もこれまでより少し暗めにすることで、カジュアルな雰囲気を目指す。

 「総支配人が外国人でインターコンチネンタルグループのレストラン部門を手掛けていた背景もあり、日本人の場合とは異なり、細かいディテールそのものより雰囲気作りが一番重要視された。店内にかかっている音楽や照明使いなど、店入ったときの全体の第一印象を重視し、コンセプトがより明確に伝わるようにした」と同レストラン・マネージャーの山崎幹夫さん。

 提供するメニューは、炭火を使用する調理方法を残しながら肉主体のメニューにリニューアル。ブドウの枝を使うことで肉の臭みを取り除き、肉の風味を引き出すのが特徴。ポン酢をベースした日本的なソースは縮小され、マッシュルームソース、グレービーソース、ジンジャーガーリックしょうゆの3種類のソースに絞り、8種類のマスタードの用意するウエスタンスタイルにこだわる。これまで同レストランにあった日本的要素を縮小することで、同ホテル内にある鉄板焼き専門店「鉄板焼『赤坂』」とのすみ分けを行う。

 料理は、「クラブケーキ チャイブソース」(2,600円)などの温かい前菜を拡充したほか、「オーストラリア産グレインフェッドビーフサーロイン」(250グラム、5,200円)、「アメリカ産ビーフリブアイ」(450グラム、6,900円)、「神戸牛フィレ」(150グラム、22,500円)など、これまでの利用客の反応をもとに産地と部位を抜粋したステーキを提供。ボリュームも以前より増加させた。アルコールは「ステーキハウス」という名称を冠する「ステーキハウス カベルネ ソーヴィニヨン(アメリカ)」(ボトル=5,900円)、「モンテス アルファ シラー(チリ)」など各国のワインをメーンに提供する。

 営業時間は、ランチ=11時30分~14時、ディナー=17時~21時30分。

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