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赤坂にラーメン店「天佑」-地震発生後、時間を変更して営業

「非常事態だが、自分たちにできることをしていきたい」と店長の宮川さん

「非常事態だが、自分たちにできることをしていきたい」と店長の宮川さん

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 赤坂に2月16日、ラーメン店「天佑」(港区赤坂3、TEL 03-3588-6113)がオープンした。

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 店舗面積9.5坪。座数はカウンター13席。中華料理のコック経験20年の宮川達也さんが店長を務める同店。看板商品は「特選塩ラーメン」(850円)で、麺は浅草開化楼の傾奇者(かぶきもの)を使う。「細麺だがコシがありスープを引き立てる」と宮川さん。スープは通常の2倍の量の丸鳥に、宮川さんが試行錯誤を重ねた塩を使っているという。「スープと麺の絶妙なバランスを出すために何十種類もの塩を試し、この味に到達した」とも。

 11日に発生した東日本巨大地震の影響を受けて、宮川さんは「営業することで赤坂に来るビジネスマンの力になりたいと考えました。正直なところ、地震の影響で現在は店を開いても人件費が上回る状態。お昼休憩の15時30分~17時30分も休まず営業し、その分2時間早く店を閉めて節電しています。コンビニやスーパーで品物が不足していますが、食事の面で役に立てれば」と話す。

 その他のメニューは、乳製品を入れたとんこつ風塩ラーメンの「豆乳ラーメン」(900円)、チゲ鍋風ラーメンをイメージしたピリ辛の「味噌からちょん麺」(950円)など。サイドメニューは、味玉の周りにモヤシをたっぷり飾った「鳥の巣」(380円)や塩で鳥を味付けした「カリカリ君」(500円)、「つまみ焼き豚」(500円)などをそろえる。

 通常の営業時間は、ランチ=11時15分~15時30分、ディナー=17時30分~23時30分。サービスタイムとして、ランチは11時50分まで、ディナーは19時30分までの注文客に、トッピング1品を無料に。トッピングはチャーシュー、メンマ、コーン、味玉など。

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