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鬼を食べて退治する節分和菓子「鬼退治」-赤坂・青野が限定販売

「鬼かのこ三兄弟」は上から大納言、白小豆、うぐいす豆の3タイプ

「鬼かのこ三兄弟」は上から大納言、白小豆、うぐいす豆の3タイプ

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 創業110余年の老舗和菓子店「赤坂青野」(港区赤坂7、TEL 03-3585-0002)が現在、節分限定の菓子「鬼退治」を販売している。

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 鬼をモチーフにした同商品は、「大納言かのこ(こしあん)」「白小豆かのこ(ゆずあん)」「うぐいす豆かのこ(抹茶あん)」の3種を1セットにしたもの。鬼の顔はもちろん、目や角といったもの全てが豆を材料としたあんこなどで作られている。初めて売り出した昨年は、節分前に売り切れ、好評だったことから、今年も販売を決めた。

 「一つひとつ手作業で作るため、鬼の顔に職人の個性が出る。意地悪な顔になったり、かわいらしくなったり…。女性の職人が作ると、やはりかわいさが出ます」と企画開発を担当した小早川麻里さん。「日持ちは8日間なので、開封後は早めに退治してください」とも。

 すだれの包装も凝っており、パッケージもかわいらしいが、実はあしらわれたイラストは小早川さんが折り紙をちぎって作ったもの。文字もほかの社員の手書きによるものだという。

 節分はもともと季節の変わり目に出るとされる邪気(鬼)を払うための行事。豆をまくのは「摩滅」にかけているからだが、「食べて鬼退治するのも面白いのでは」とも。

 価格は1,050円。

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