ブラック・ミュージック系のインディーズレーベルの草分け的存在であるブルース・インターアクションズ(港区赤坂9)は7月28日、インディーズ・ロックを中心に取り上げる音楽専門誌「COOKIE SCENE」をリニューアルした。
同誌は20代前後の音楽好きをターゲットに、インディーズ・ロックの中でもオルタナティブ・ロックを中心に取り上げてき雑誌。インディーズの語源である「インディペンデント」精神と「ポップ」なものにこだわり、ロックだけでなく、ポップスやクラブミュージックなど幅広い音楽を取り扱う。これまで隔月で発行していたが、よりスピーディーに多くの情報を提供するため、リニューアルに伴い月刊化。発行部数も以前より増やした。
装いも刷新し、これまでの判型よりひと一回り大きいA4判に。ロゴもリデザインし、文字サイズを上げ、カラーページも増やし読みやすい誌面にした。「ユーザー目線に近いという基本の姿勢に立ち帰りたい」と同誌の伊藤英嗣編集長。
内容はこれまでと同様のコーナーを続けながら、伊藤編集長とTONE編集長・増井修さんとの対談記事や、ヒップホップアーティストのECDさんの「未聴盤試聴記」などの新連載のコーナーも設ける。サブカルチャー的に「ハードエッジな感覚」も前面に出していくという。
リニューアルに合わせて、サイトも刷新。同誌で紹介する音楽のほとんどを、同サイト上で試聴できるシステムを導入。誌面とネットの連動を強化し、増え続けるネットでの音楽利用やユーザーに対応する。
価格は690円。毎月28日発売。
クッキーシーンディップ、「アルバイト」フリペを新装刊-23万部(六本木経済新聞)オンライン書店「Fujisan」、デジタル雑誌ストアを大幅リニューアル(シブヤ経済新聞)ロックバンドの音楽ライブ写真展-ザ・クロマニヨンズなど約100点(下北沢経済新聞)タワレコのフリー誌が美大生とコラボ・イベント-初回は「映像」テーマに(新橋経済新聞)