赤坂一ツ木通り商店街復興組合(港区赤坂5)は、5月26~28日に一ツ木通り商店街で「初夏のチャリティー ワゴンセール」を開催した。
「港区民元気だすぞ!」と題し地域活性化を目的に商店街が一体となって取り組んだ同イベント。浄土寺(港区赤坂4)では産地直送の野菜などを販売。「東京の人たちにも美味しい野菜を食べてもらいたい」と北海道のキュウリ(5本300円)や長野のアスパラ(250円)、烏骨鶏卵(650円)などがワゴンに並んだ。
「港区の地域活性化に賛同して参加させてもらった。例えば、東京の人は調味料が足りない時はコンビニに走るが、田舎ではお隣さんに借りにいく。そんな風に港区全体につながりができれば」と長野物産ブースの責任者・伊藤孝佳さん。イベント協力をしたアカバソリューションの榊原さんは「初の試みで挑戦ではあったが、地方の方との連携を深め『赤坂』の名をもっと広めていきたい」と話す。
Bizタワー前の仮設ステージでは、「永山こうじとロス・プリモス」の結成も発表された。「永山こうじとロス・プリモス」は、亡きロス・プリモスのボーカル・森聖二さんが約40年赤坂に在住していたこともあり、赤坂活性化のため新たに結成された。「赤坂は昔から遊んでいる思い出の街。昔の音楽の良さを伝えていくと同時に、今よりもっと活気があった時代の赤坂になっていけば」と永山こうじさん。ほかにも元AKB48の星野みちるさんやHIPHOPグループのオトノ葉Entertainmentなどがライブを行った。
「歌謡界を背負っていた方が相次いで亡くなられているが、良い歌は受け継がれていくもの。『永山こうじとロス・プリモス』が赤坂活性化のために歌ってくださったことがとてもうれしい。今後も心と心をつなぐイベントを開催していきたい」(榊原さん)。