体験型講座「赤坂和文化の会」が12月18日、赤坂いきいきプラザ(港区赤坂6)で開催された。
主催は「日本折り句協会」(中央区)。折り句作家で「なまえのヒミツ」著者のMIKAKOさんが講師を務める同イベント。今年6月に初開催し、「和文化を気軽に楽しむ」をテーマに、名前や言葉を使った折り句づくりなどをメインに、毎月第3木曜日に開催しいる。
7回目となる今回は「大和言葉で読み解く なまえのヒミツ」をテーマに開催。「言霊」の考え方を切り口に、名前の一音一音に意味があるという捉え方や、母音の響きからコミュニケーションの傾向を読み解く方法などを紹介した。参加者は配布資料を使い、自分や家族の名前を書き出して母音を数え、気付きを共有しながら学びを深めた。終了後は、参加者同士で交流を深める場も設けた。
MIKAKOさんは「子どもの名前をフルネームで呼ぶ方が良いなど、子育てにも人間関係にも役立つ話を共有した。あだ名や芸名、屋号など『呼ばれ方』が場面や関係性に影響する」と話す。「和文化を気軽に知ってもらうきっかけになれば。アットホームな雰囲気で、質問も受けながら『知りたいことを知ってもらえる会』にしたい」とも。
次回開催は来年1月15日。参加費は3,500円。