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「赤坂 四川飯店」が「中華おせち」販売 全て店内で手作り

「中華おせち」

「中華おせち」

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 中華料理店「赤坂 四川飯店」(千代田区平河町2、TEL 03-3263-9371)が現在、「中華おせち」を予約販売している。

おせちを作っている様子

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 料理人の故・陳建民(チン・ケンミン)さんが1970(昭和45)年に開いた同店。四川料理が日本であまり知られてない中で、1958(昭和33)年に1号店となる日本橋店(中央区)をはじめ、六本木などで店舗展開を続けた。

 同店では、創業当初からおせち料理を作っていた。陳さんが自宅用や世話になった人へ贈るために詰め合わせたのが始まりで、味や手の込んだ作りが評判を呼び、商品化へとつながったという。現在も全品を店内で手作りし、料理人約20人を含む総勢約40人のスタッフが3日間かけて仕上げる年末恒例の「一大行事」になっている。800個前後のおせちを用意する。

 今年販売するのは、6品入りの「中華おせち」(5人前)。北海道または栃木県産の牛肉を使った「牛スネ肉の塩漬け煮」や、専用のエビチリダレをかけた「海老(えび)のチリソース」のほか、「豚ロース肉の甘酢煮」「あわびの香り煮」「四川スモークダック」「ホタテ貝柱煮」の6種類を用意する。

 担当者は「基本的に全てを店内の厨房で、仕込みから盛り付けまで手間をかけて作っている。辛み、甘み、塩みのバランスも含め、当店らしい『食べ飽きないおせち』に仕上げている。伝統の味を、年の始まりに囲んでいただけたら」と話す。

 価格は4万2,120円。予約締め切りは12月20日。到着日は12月31日。

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