 
 
赤坂のバー「Algernon Sinfonia(アルジャーノン シンフォニア)」(港区赤坂3、TEL 03-3586-0535)店主の小栗絵里加さんが、10月13日に行われたボディメークコンテスト「サマースタイルアワード2025 札幌大会」の「ビキニ(ベティ)マスターズ」部門で優勝を飾った。
「サマースタイルアワード2025 札幌大会」の様子(小栗絵里加さん提供)
小栗さんはかつて、秋葉原の「AKBカフェ&ショップ」で働きながらアイドルとしても活動し、2016(平成28)年に同店をオープンした。2018(平成30)年ごろ、「美」や「健康」を意識して本格的にトレーニングを始め、以降、週5~6日はトレーニングジムに通うのが生活の一部になっているという。
目標を掲げてトレーニングを続けたい気持ちから、2022年にボディーメーク系コンテスト「ベストボディ・ジャパン」に出場。翌2023年にサマースタイルアワードへ挑戦し、初出場でベティ部門のプロ契約を得た。
今回出場した「サマースタイルアワード」は、俳優で元総合格闘家の金子賢さんが2015(平成27)年に立ち上げた。春から各地で予選を行い、年末に決勝を開くまでの年間シリーズ制を採用。スタイルやポージング、見せ方までを総合的に評価し、身長別や年代別など細かく部門を設けている。
札幌出身の小栗さんは、地元に住む両親にステージを見てもらおうと札幌大会への出場を決めた。以降、今年8月のプロ戦で作ったコンディションを崩さずに維持しながら、食事量を増やす日と絞る日を作って代謝を落とさないように調整したという。当日は同部門で見事1位となり、各部門の優勝者による「MVP戦」でも選出された。
 小栗さんは「今回は両親に見てもらうのが一番の目的だった。VIP席を用意したので、『絶対にいいところを見せないと』という気持ちでステージに立った。優勝はもちろんうれしかったが、まさかMVPまで取れるとは思っていなかったのでとても驚いた。両親も喜んでくれた」と話す。「これから東京でのプロ戦が控えているので、今回の仕上がりをさらにもう一段階上げて臨みたい。店も10年目に入るので、仕事でも体づくりでも『やり続けている姿』を見せていけたら」とも。