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赤坂「ママノ・チョコレート」、アマゾンナッツ2種を使ったチョコ販売

2種類のアマゾンナッツを使った新商品を紹介する店主の江沢孝太朗さん

2種類のアマゾンナッツを使った新商品を紹介する店主の江沢孝太朗さん

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 赤坂のチョコレート専門店「MAMANOCHOCOLATE(ママノ・チョコレート)」(港区赤坂3、TEL 03-6441-2744)が9月22日、アマゾンのナッツを使った新商品の販売を始めた。

「ジャングルピーナッツのキャラメルミルクショコラ」(左)「マカンボのキャラメルミルクショコラ」(右)

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 今回販売するラインアップは2種類で、エクアドルアマゾンの伝統的なチャクラ農法で育てられたナッツの「マカンボ」と「ジャングルピーナツ」を使った商品。

 店主の江沢孝太朗さんは「マカンボは、カカオの木陰を作るシェードツリーとして植えられ森の生態系の一部として生息している。ローストするとアーモンドのような風味の中に枝豆のような甘みと、ほのかにメロンやバターの香りを感じさせる奥深い味わいがある。ジャングルピーナツは、先住民のキチュア族、シュアール族、アシュアル族が育てる在来種の希少なナッツで、カカオ栽培前に植えられ土を豊かにする。鮮やかな紫のしま模様が特徴で、ローストすると甘みとほのかな塩味が感じられ、ピーナツとアーモンドの中間のような味わいがある」と話す。

 「マカンボのキャラメルミルクショコラ(45グラム)」(950円)と「ジャングルピーナッツのキャラメルミルクショコラ(50グラム)」(1,000円)は、「共にナッツの味わいを最大限に引き出すため、銅鍋を使いじか火で香ばしさが出るまでキャラメリゼし、バターも加えてコクを出し、そこにアマゾンバニラを使ったミルクチョコレートをかけて仕上げる」という。製造は同店のショコラティエでもあった「チョコレートタイムズ」シェフショコラティエの佐藤辰則さんが手がける。

 江沢さんは「2つの商品の生産は、現地の先住民キチュア族で構成される『ALLY GUAYUSA組合』『Canopy Bridge』とのパートナーシップに基づいたもので、アマゾンの生産者の生活向上、熱帯雨林と生物多様性の保全、気候変動の緩和にもつながっている。キャラメルの甘さやほろ苦さ、アリバカカオのミルクチョコレートがナッツの個性を最大限に引き出してくれているので、一粒からエクアドルアマゾンの森の風景や先住民の家族農家の思いを感じてほしい」と話す。「今回の商品をきっかけに『チャクラ農法』が2024年に国連認定の『世界農業遺産』に登録されたことも知ってもらえたら」とも。

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