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「赤坂氷川祭」今年も開催へ 山車に取り付けたGPSで巡行位置公開

宵宮巡行の様子(2023年)

宵宮巡行の様子(2023年)

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 「赤坂氷川祭」が9月15日、赤坂氷川神社(港区赤坂6)を中心とした赤坂エリアで始まる。

宵宮巡行の宮入りの様子(2023年)

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 江戸時代から続く歴史ある催しとして知られる同祭は、毎年9月15日に行われる神事「例祭」と、その前後に行われる「神賑(にぎ)わい」で構成。毎年約3000人が参加し、見学者を含めると1万人以上が訪れる。

 今年の「神賑わい」は9月19日~21日の3日間。19日には「宵宮巡行」が行われ、夜の街を江戸型山車と町会みこしが練り歩く。18時に一ツ木通りを出発し、19時10分ごろに赤坂Bizタワー前着。20時30分ごろに宮入りする予定。

 20日には地域の子どもたちによる「子ども巡行」が行われ、氷川山車「猿」、太鼓山車1基、子どもみこし3基、大人みこし1基が登場する。13時に赤坂学園を出発し、赤坂通りを進み、14時30分ごろ「サンサン赤坂」着。15時30分ごろに宮入りする予定。

 21日の「神幸祭(しんこうさい)」では、神社隊列を先頭に「神武天皇」と「猩々(しょうじょう)」の江戸型山車2基と16基の町会みこしが一体となって巡行する。10時に同神社を出発し、12時にサカス広場前に到着。赤坂通りを通って16時15分ごろに宮入りする予定。

 各山車にはGPSを取り付け、ウェブサイト上で現在地を確認できる。境内では3日間、盆踊り大会を行うほか、露店が並ぶ。20日には氷川雅楽会による雅楽、赤坂氷川混声合唱団による歌が披露される。

 同神社職員の神屋宗太郎さんは「祭りのハイライトは神幸祭。街じゅうに響き渡る威勢のいいかけ声と、きらびやかなみこしや山車の競演を間近でご覧いただきたい。夏の終わりのひとときを、ぜひ赤坂氷川神社で楽しんでいただければ」と話す。

 宵宮巡行開始は18時(初日)。露店の出店時間は15時~21時。盆踊り大会時間は18時30分~21時(共に全日)。神幸祭は10時~17時(最終日)。

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