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とらやが「パリ店」開店45周年を記念した限定菓子 生菓子やようかんも

9月19日に販売を始める新商品の「カカオオレンジ羊羹(ようかん)『ノワールの調べ』」

9月19日に販売を始める新商品の「カカオオレンジ羊羹(ようかん)『ノワールの調べ』」

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 赤坂の老舗和菓子店「とらや 赤坂店」(港区赤坂4、TEL 03-3408-2331)が9月16日、「とらや パリ店」開店45周年を記念した限定菓子の販売を始める。

9月19日に販売を始める新商品の「小形羊羹(ようかん)『ポムカルバドス』5本入り」

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 パリ店は、「和菓子を通して日本文化を海外に紹介したい」と1980(昭和55)年10月6日、とらや初の海外店舗としてオープン。パリの街に初めて「のれん」をかけた店として営業を開始。以来、ようかんや季節の生菓子、パリ店オリジナルの菓子なども販売する店として営業する。

 今回用意したラインアップは4種類で、パリ店45周年のテーマ「Voyage-素材との出会い-」にちなんだもの。生菓子は2種類。「マロニエ」は白あんを使ったようかん製で、パリ店10周年を記念して考案。パリの街路樹として知られるマロニエの葉が秋の深まりと共に色づくさまを表現する。

 「モントルグイユ通りの賑(にぎ)わい」(以上540円)はきんとん製で、モネの作品「モントルグイユ街、1878年6月30日の祝祭」をイメージして考案。御膳あんに黄・紅・青・白の色鮮やかなそぼろと透き通った琥珀(こはく)糖をまとわせ、3色旗で埋め尽くされた街が市民でにぎわう様を表現した。

 9月19日には、新商品2種類の販売も始める。「カカオオレンジ羊羹(ようかん)『ノワールの調べ』」(2,376円)は、軽い苦みのあるカカオ入りの練りようかんと、オレンジピールを散らした練りようかんを重ね合わせる。「小形羊羹『ポムカルバドス』5本入り」(2,214円)は、刻んだリンゴと仏ノルマンディー地方名産のリンゴの蒸留酒「カルバドス」を使い、リンゴの酸味と、それを引き立てるあんの風味が感じられるように仕上げる。刻んだリンゴの食感も楽しめるという。

 とらや広報担当の黒川さゆりさんは「フランスで出合った素材を使ったようかんは、45年の歴史が一つの形になったものとも言える。パリ店へ思いをはせながら、日仏を巡る甘い旅を楽しんでほしい」と話す。

 営業時間は9時~18時(土曜・日曜・祝日は9時30分~)。毎月6日定休。数量限定(準備数に達し次第終了)。「カカオオレンジ羊羹(ようかん)『ノワールの調べ』」「小形羊羹『ポムカルバドス』5本入り」は10月中旬まで。「マロニエ」「モントルグイユ通りの賑わい」は10月15日まで。

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