
平河町の「平河天満宮」(千代田区平河町1、TEL 03-3264-3365)が現在、7月限定の御朱印を頒布している。
学問の神様として知られる菅原道真を祭る同神社。湯島天神、亀戸天神と並ぶ江戸三大天神として知られている。同神社の鳥居の柱は石製で銅板が巻き付けられている。1994(平成6)年に千代田区指定文化財に指定された。境内には一基の石牛である「撫(なで)牛」や「縁結びの梅」などもある。
7月限定の御朱印は2種類。「夏詣(なつもうで)の御朱印」は、「梅の紋」や拝殿に設置する「夏詣」のちょうちんやのぼりの絵柄をあしらう。「七夕の御朱印」は、織り姫とひこ星など、七夕にちなんだ絵柄を施す。2種類とも書き置きを頒布する。
「夏詣」とは、正月から半年の節目となる7月1日以降に、過ぎし半年の無事に感謝し、来たる半年を平穏に過ごせるように願って神社・仏閣に参拝する新たな日本の風習。
このほか、同紋や菅原道真公の絵柄をあしらった通常の平河天満宮の御朱印、道真公にちなんだ牛の絵柄をあしらった毎月1日限定の「一日の御朱印」、天神様の日である毎月25日限定のウソ鳥などの絵柄を施した「二十五日の御朱印」を、それぞれ墨書きで頒布する。境内末社の平河稲荷神社は、午(うま)の日限定で「お稲荷さんの御朱印」を書き置きで頒布する。御朱印には、お下がりの煎餅が「御神菓」として付く。
御朱印の初穂料は500円。頒布時間は10時~16時。「夏詣の御朱印」「七夕の御朱印」は7月31日まで。通常の御朱印は1日・25日・特別御朱印頒布日以外に頒布。