グランドプリンスホテル赤坂(千代田区紀尾井町1)は11月4日から、クリスマスイルミネーションの点灯を始めた。同ホテルの新館の窓を使った全長100メートルのクリスマスツリーをはじめ、ホテルの遊歩道をライトアップする。
今年で8回目となるクリスマスイルミネーションは、今や赤坂の風物詩として定着。巨大クリスマスツリーはホテルスタッフ一人ひとりが部屋の電気をつけたり、消したりすることでツリーの形を再現。緑、赤などの彩色は部屋の窓枠をチューブライトで囲うことで実現した。「宿泊客だけでなく、街行く人々からも毎年喜んでもらっている。ホテルわきの弁慶橋がイルミネーションを見るベストスポットで、そこから眺めるとツリーの全景がきれいに見える」と同ホテル広報担当者。イルミネーションは12月25日まで毎日実施。16時30分ごろから深夜0時まで点灯する。
「クリスマスイブを赤坂プリンスホテルで過ごす」のは昔から若いカップルにとって憧れの一つ。イルミネーションが施された窓の部屋に宿泊できるプラン「Happy Merry Christmas」(大人1人=13,000円)も期間限定で用意する。「まだ予約は可能」(広報担当者)。
11月4日の点灯式には駐日ノルウェー大使のアルネ・ウォルターさん、
ノルウェーのクリスマスハウス館長のエバ・ヨーハンセンさんが参加。さらに、都内から選ばれた10人の小学生から成る、小さなサンタの親善大使・リトルニッセがクリスマスソングを披露した。