国立国会図書館、開館60周年事業で「源氏物語」など貴重書公開へ

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 国立国会図書館(千代田区永田町1、TEL 03-3581-2331)は今秋、開館60周年を記念し「国立国会図書館開館60周年記念事業」を開催する。

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 同館は1948年6月5日に会館。日本国内で刊行される出版物を納本制度によって収集し、国民の文化的財産として長く保存、議院から一般利用者まで多くの人に図書サービスを提供してきた。日本で唯一の国会図書館としての機能を持ち、国会の立法活動を補佐する役割も担ってきた。

 60周年事業は、同館の60年の歩みと国立国会図書館の活動を広く知ってもらうことを目的に行われる。

 10月16日~10月29日に行われる書展「国立国会図書館開館60周年記念貴重書展 学ぶ・集う・楽しむ」では、新館1階展示室で同館が60年間で所蔵してきたコレクションから貴重書、準貴重書等約80点を公開。和漢の代表的な古典「源氏物語」「論語」や江戸時代の学者の門人の自筆本など3部構成で展示する。

 11月19日には、同館の今後の方向性を考えるシンポジウム「IT時代の国立国会図書館 -知識・情報の公共基盤として-」(仮)を新館講堂で開催。立法補佐機能の講演の他、IT時代の知識の公共地盤のあり方を考えるパネルディスカッションを行う。

 開館時間は10時~18時。参加無料。シンポジウムは事前の申し込みが必要。

国立国会図書館国際子ども図書館-チェコ絵本展(上野経済新聞)岩手県立図書館で「明治の雑誌展」-啄木主幹の希少誌など公開(盛岡経済新聞)石山寺で「紫式部・千年の恋館」-吉永小百合さん着用の十二単展示も(びわ湖大津経済新聞)

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