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迎賓館赤坂離宮がクリスマス夜間公開 ライトアップも

ライトアップされた迎賓館の本館正面(提供=内閣府迎賓館)

ライトアップされた迎賓館の本館正面(提供=内閣府迎賓館)

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 迎賓館赤坂離宮(港区元赤坂2)が12月24日・25日、夜間公開を行う。

アールヌーボー様式屋根付きの西玄関(提供=内閣府迎賓館)

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 海外の元首や首相などを迎賓する同施設。今年4月から賓客を迎えるのに支障のない範囲で一般公開を開始し、これまでに約50万人の来場者が訪れた。

 同施設の夜間公開は今回が初めて。館長の別府充彦さんは「迎賓館の持つさまざまな魅力を多くの方々に知っていただきたいとの思いから企画した。夜の迎賓館も見たかった、迎賓館には関心があったけれども日中にはなかなか行けなかった、迎賓館は自分には関係のない所だと思っていた、そういった方々にぜひお越しいただきたい」と話す。

 当日は、皇太子妃殿下の入り口として設計されたというアールヌーボー様式屋根付きの西玄関から入場。1974(昭和49)年の同館開館の際に寄贈された藤田嗣治さんの油彩画や、正面玄関ホールといった、通常の参観コースでは見学することができない場所を一般公開する。通常コースの彩鸞(さいらん)の間、花鳥の間、朝日の間、羽衣の間といった公用室の公開も行う。

 別府館長は「賓客をお迎えしている時にしか見られない、ライトアップされて館内の各室の光が揺れ動く姿を見ていただきたい。クリスマスの時期にもふさわしい、迎賓館の厳かで華やかな魅力を、夫婦や恋人、ご家族、ご友人など大切な方と楽しんでもらえたらと」話す。

 開館時間は17時15分~20時。募集人数は各日1200人(要予約)。申込期間は12月12日24時まで。申し込みはインターネットで受け付ける。申込期間終了後に抽選により参観者を決定、当選者にのみ連絡。料金は大人=1,000円、中高生=500円、小学生以下無料。身体障害者手帳など持参者は、観覧料金免除。

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