赤坂で「アラブ・チャリティー・バザー」-駐日アラブ大使夫人の会が主催

昨年開催された「アラブ・チャリティー・バザー」の様子。

昨年開催された「アラブ・チャリティー・バザー」の様子。

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 アークヒルズのカラヤン広場(港区赤坂1)で4月4日、アラブと日本の文化交流、国内外の慈善活動を目的とした「第11回アラブ・チャリティー・バザー」が開催される。

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 同バザーは、アラブ諸国20カ国の駐日アラブ大使夫人が参加する「駐日アラブ大使夫人の会」が毎年開催するイベント。1998年に同団体が発足し、バザーは翌1999年から開催。収益を日本やアラブ諸国の児童福祉のための寄付に充てている。「アラブ文化を満喫できるバザー」をコンセプトに、各大使夫人が自ら本国からアラブの民族衣装、せっけん、財布などの小物雑貨、食器、アクセサリーなどの民芸品を取り寄せ販売。ハンバーガーや照り焼きチキンなどの各国のアラブ料理も用意する。

 これまではエジプト大使館内(目黒区)で開催していたが、各国の民芸品や料理を楽しめるイベントとして反響を呼び、会場が手狭になったことから昨年、「めぐろパーシモンホール」に会場を変えて開催。約1,400人が来場し、収益金の約630万円を寄付した。今年は17カ国が参加し、アクセスに便利なアークヒルズに会場を移し開催する。

 会場では各国がブースを設け、陶器やアクセサリーなどの工芸品を販売するほか、ファッションコーナーを設け、各国の伝統的な民族衣装や最新のファッションをそろえる。民族衣装を身にまとい写真撮影を行うコーナーや、ハンドペインティング「ヘンナ」を体験できるコーナーも設ける。飲食コーナーでは各大使館のシェフが腕を奮い各国の料理を提供する。「各ブースやテントなども各大使館の手作りで、なるべくコストを抑えるようにしている」と今年の担当国であるサウジアラビア大使館担当者。

 当日はエジプトを代表する舞踊団「エジプト国立レダ民族芸能団」も駆け付け、エジプトの伝統舞踊を披露する予定。入場者を対象にした「福引」もあり、特賞はエジプトやカタール行きの往復航空券などが当たる。

 開催時間は11時~17時。入場料は1,000円。入場券の購入はサウジアラビア大使館(TEL 03-3589-5241)で受け付ける。

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