高須クリニック(港区赤坂2)の高須克弥院長が5日、「感染性肝嚢胞」治療のための緊急手術を終え退院した。
6月10日の仕事中に発熱し、その後も体調不良が続いた高須院長は、同月15日、都内の病院に入院。肝臓中に嚢胞袋ができそこに菌が感染する「感染性肝嚢胞」と診断され、緊急手術を受けた。
入院中、高須院長は自身の入院生活を中心にツイッターを使って頻繁に情報を発信。24日には主治医から許可を得て一時外出し、高須クリニックで患者の診療と手術を行った。同クリニック広報担当者は、「7時間ほどの外出で、30名前後の診察と10名ほどの手術を行っていた。高須院長には40年来の患者様がいるが、『大切な患者さまからの予約には、必ず対応しなければいけない』という使命感からの行動だったと思う」と話す。その後、6月25日、7月1日、2日も同様に外出し、患者の診察と手術を担当した。
高須院長は手術後の精密検査で異常は見つからず、今月5日に退院。現在は、クリニックでの業務に復帰している。広報担当者は「高須院長は通常業務以外にも、小説の解説文や連載コラムの執筆、交際中の漫画家・西原理恵子さんとの共同イベントの打ち合わせなど、多忙な生活をしている」と報告した。