赤坂の街の清掃に取り組む「greenbird(グリーンバード)」の赤坂チームが7月、7周年を迎えた。
グリーンバードは「きれいな街は、人の心もきれいにする」をコンセプトに、主に街中の清掃を行う非営利団体として2003年に発足。活動は原宿・表参道エリアから始まり、現在では国内外合わせて66地域以上のチームが存在する。
赤坂チームは2008年7月13日、TBSアナウンサーの秋沢淳子さんと博報堂(港区)の社員らが立ち上げた。現在も赤坂に勤務するビジネスマンや地元住民、高校生らを中心に定期的に街の清掃活動に取り組んでいる。掃除用具は同団体が準備するため、手ぶらで参加できるのも特徴。
グリーンバード代表を務める現港区議会議員の横尾俊成さんは「活動の中で参加者同士が交流を持ちやすいよう、人によって持つゴミ袋の種類を変えている」と話す。「清掃活動を通じて人々の交流が生まれ、赤坂の街を好きになってくれる人が増えれば」とも。
今年5月から同活動に参加しているという20代の女性は「この活動でいろいろな人と知り合うことができた。赤坂の街をいつもと違った視点で見ることができ、今まで以上に好きになった」と話す。
活動は毎月第2・4火曜日の8時30分から。雨天・祝日は中止。