日本コロッケ協会(港区赤坂5)の山村嘉克会長が6月10日、「全国丼連盟」の理事に就任した。
丼の魅力を分かち合うファンの育成や、丼を通じた地域活性化、日本独自の進化を遂げてきた「丼文化」を世界に発信するなどの目的で発足された同連盟。どんな料理もご飯の上にのせれば丼になることから、「人の想像の数だけ丼は存在し、丼とは器の中に広がる創造的な宇宙」として、理事長には「日本ハンバーグ協会」(渋谷区)の西村俊彦さん、専務理事は「日本唐揚協会」(同)の八木宏一郎さんが就任するなど、各協会の要人が就任した。
発足式には、唐揚丼、コロッケ丼、ハンバーグ丼など、7種類のどんぶりメニューが用意され、好みの丼を選んだ参加者らがどんぶりを掲げて乾杯をする「丼杯」で発足を祝った。今後は日本中の優秀な丼を提供する店を表彰する「全国丼グランプリ」や、「全国丼グランプリ」で選ばれた丼を集めて食べ歩きができるイベント「ワール丼カップ」の開催などを予定する。