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赤坂のそば店「桂庵」が閉店-旧赤坂小再開発に伴い30余年の歴史に幕

「桂庵」隣の「屋台DELi」も3月28日までの営業となる

「桂庵」隣の「屋台DELi」も3月28日までの営業となる

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 赤坂見附駅近くのそば店「桂庵 赤坂店」(港区赤坂4、TEL 03-3583-0716)が3月28日の営業を最後に閉店する。旧赤坂小学校付近の再開発に伴うもので、同店が入る赤坂豊産ビルも取り壊される。

再開発より取り壊される赤坂豊産ビル

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 1980(昭和55)年に牛丼店として開業した同店。その後、そば店となり、30年余り赤坂のサラリーマンの昼食所として、にぎわう店だった。店長の杉本康祐さんは「たくさんのお客さんから閉店を惜しむ声が届いた。お客さんにこれから食事を提供していけないのが残念でたまらない。今までご利用いただいたお客さんにはありがとうと言いたい」と話す。移転先を探しているが、赤坂以外になる可能性が高いという。

 旧赤坂小の西側にある日本規格協会ビルも昨年12月に立ち退き、現在は無人。これら周辺の土地を含めた約6600平方メートルの跡地には国際医療福祉大学(栃木県大田原市)が移転してくる予定。同大は2017年4月に看護学部を新設するほか、大学院の移転・拡充を目指している。

 営業時間は11時~21時。日曜・祝日定休。営業最終日も同じ。

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