外食事業や遊技事業などを手がけるヤナガワ(台東区)は5月21日、赤坂みすじ通りにレジデンシャルが可能なデザイナーズホテル「センチュリオンホテル・レジデンシャル・赤坂」(港区赤坂3、TEL 03-6229-6336)をオープンした。
同社は、赤坂に飲食店のテナントの入っているビルを数棟所有。そのうちの1棟を改修するに当たり、新たな事業の展開を試み、同ホテルをオープンさせた。老朽化が進むビルも多いみすじ通りの中で、一際目立つデザインのホテルを建てることで通りの活性化を図る狙いも。
同ホテルは、短期から中長期の利用者にも対応するホテルとレジデンシャルが融合したホテル。大使館や外資系企業の多い赤坂で、中長期滞在する海外からのビジネスマンをターゲットに、他のホテルにはないインフラやリーズナブルなサービスを提供していく。
部屋もモダン、ニューヨーク、アジアンの3タイプの部屋を用意。利用者の好みや用途で部屋が選べる。欧米の方ならモダン、アジアの方ならアジアン、カップルで利用される方はニューヨークのタイプの部屋をご案内しているという。客室は3階~6階で、部屋数は47部屋。
各室に洗濯機、冷蔵庫やテレビ、DVDやビデオプレーヤーを完備。キッチンも用意されており調理器具など一式の貸し出しも行う。バスはユニット式でなく、外国人客が好むシャワーブースを採用した。5階の6部屋には、ミニパーティーも開けるウッドデッキを併設する。
料金は、スタンダードな「シングルエコノミー」(16平方メートル)=1泊15,750円。最も高い「スイート」(45~50平方メートル)=47,250円。部屋の清掃やホテルの受付業務など、通常のホテルサービスの料金は別途。チェックイン=14時、チェックアウト=11時。
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