日本ナルシスト協会(港区赤坂5)が設立されてから1年が過ぎた。
自らをナルシストと呼ぶ同協会の竹内会長は「一部の間違ったナルシズムのみが広がったことにより定着してしまったネガティブなイメージを払拭(ふっしょく)したい」という想いから、昨年1月に同協会を設立。
「旧来のナルシストのイメージは、鏡に映った二次元の自分に見とれているようなものだが、同協会が推奨する『ネオナルシズム』は、自分自身を総合的にブランディングできるような行動をする三次元の自分を愛すること」と竹内会長。
竹内会長自身は、異性に時間を空けてもらったときに花を贈る「Present Flower(プレゼントフラワー)」という行動を日々、心がけているという。
そのほかの活動としては、昨年5月3日に、国内外で人気を誇るヴィジュアル系アーティストの砂月さんを中心とした4組のヴィジュアル系アーティストと共に、日本から世界に発信した「地球GOMI拾い大会」を開催。同大会では、「ヴィジュアル系の聖地」(竹内会長)の武道館でスマートフォンアプリ「ピリカ」を使用し、拾ったごみを撮影して投稿。世界各地からも拾われたごみの写真を集めてモザイクアートを完成させた。
「自分を愛せない人は、大切な人や大切なものを愛することができないのではないかと思った」と竹内会長。「今後は兄弟協会である日本ロマンチスト協会と協力したイベントなどを企画できれば」とも。