日枝神社(千代田区永田町2)の藤棚が見頃を迎えている。例年は4月中旬から5月上旬に見頃を迎える同神社の藤棚だが、今年は気温が高い日が多いこともあり、若干早めのゴールデンウイークには満開を迎えそうだという。
50代の男性は「初詣には来ているが、藤棚の認識はなかった。今回初めて見てとても美しく、鑑賞できて良かった」と話していた。
同神社の藤は「ノダフジ」という種類で、紫色の小花を房状にぶら下げ、長いものでは25センチにも達するという。最初の花が全て散った後、時期をずらして2度ほど花を咲かせるという珍しい特徴があり、7月ごろまで楽しむことができる。
「参拝に訪れた方や、都心のオフィスで働く方にも休憩の合間に楽しんでいただければ」と広報担当の伊久さん。