博報堂ケトル(港区赤坂5)代表取締役共同CEOでクリエイティブディレクターの木村健太郎さんと、アカウントプランナー/コピーライターの磯部光毅さんの共著『ブレイクスルー ひらめきはロジックから生まれる』(宣伝会議)が発売された。
2006年に博報堂ケトルを設立した木村さんと、2007年に独立した磯部さんは元々博報堂の同じチームで働いた同僚。ここ数年はパートナーとして、一緒にさまざまなクライアントの課題解決にあたってきたという。
「僕にとって磯部さんは、一緒に酒を飲みながら、何時間でも深い話を議論できる相手。彼はさまざまな企業のビジネス課題を解決するエキスパートであるだけでなく、世の中の文化や経済などにも深い洞察力のある本質的なオピニオンを持つ男。いつからか『ふだん僕らは、どうやってブレイクスルーしているのだろうか?』というテーマを肴に飲むようになり、それを繰り返すことでこの本の骨格ができていった」と木村さん。
「戦略の世界と発想の世界の両方に軸足を置き、思考の越境に試行錯誤してきた僕らだからこそわかったブレイクスルーのシンプルな原理は、実は多くの人に役立つのではないか。新しい発想で難しい課題解決に挑むビジネスパーソン、研究者、クリエイター、学生など幅広い方に、この本が力になることを願っています」(磯部さん)
4月4日には、下北沢の本屋B&Bで出版記念イベントを実施する。参加は、本屋B&Bのイベント予約ページから申し込みできる。