麻生内閣メールマガジン創刊-「太郎ちゃんねる」で動画配信も

メールマガジンで配信するインタビュー動画で「強く明るく」あるべきことを強調する麻生首相。

メールマガジンで配信するインタビュー動画で「強く明るく」あるべきことを強調する麻生首相。

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 麻生太郎首相が総編集長を務める「麻生内閣メールマガジン」が10月9日、正式に創刊された。発行元は内閣官房(千代田区永田町1)。

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 首相によるメールマガジンは内閣の考えを多くの人に伝えることを目的に小泉純一郎元首相が始めたもの。小泉元首相が退任されたのちも、メールマガジンの配信は引き継がれ、麻生首相も引き続き配信を行う。

 「麻生内閣メールマガジン」は10月2日、創刊準備号を配信し、同9日、正式に創刊する運びとなった。麻生首相が執筆するコーナーのタイトルは「麻生太郎の『強く明るく』」。新しい試みとして、動画インタビューコーナー「太郎ちゃんねる」を設けた。携帯電話での動画配信技術が進み、麻生首相に対し周辺の人から動画配信の提案があったことから「太郎ちゃんねる」を開設したという。動画の配信は登録者限定。

 創刊号のタイトルは「日本の底力」。麻生首相はメールマガジン上で、相次ぐノーベル賞受賞者に対し祝意を述べると同時に、これを引き合いに「何事にも、明るく、前向きに、取り組む姿勢。日本人の強さの源は、ここにあるんじゃないかと思います。日本人は、その底力にもっと自信を持っていい。日本は、『強く明るく』あらねばなりません。そうした私の思いを、毎週皆さんに発信していきたいと思います」とつづる。また、米国発の金融危機に対し「適切な」景気対策を講じていくことも強調した。

 現在、同メールマガジンの登録者は約149万人。「総理大臣が代わる度に、メールマガジンの退会と新しいメールマガジンの入会の案内をしているが、首相が代わるごとに登録者は増加する傾向にある」と内閣官房内閣広報室担当者。

 同メールマガジンの登録は首相官邸ホームページで行うことができる。

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