●「東京麻婆食堂」
(港区赤坂2、TEL03-3587-2815)
ランチ激戦区の赤坂エリアにある店ながら、「麻婆食堂」の名の通り、ランチメニューによくある日替わり定食や麺類などは一切なし! お昼はホントに「麻婆豆腐定食」(1,000円、写真下)一品のみでの勝負です。
おしゃれできれいな店内は、食堂というよりはレストランやカフェのよう。敷居の高い気取った中華の店でもないし、まさにこちらは“麻婆の食堂”。ご主人入魂のおいしい麻婆豆腐を気軽に食べられるお店です。
以前は長野の高級中華料理店で腕をふるっていたというご主人。数ある料理の中でも、麻婆豆腐が一番人気だったのだとか。そんな自慢の麻婆豆腐を引っ提げて東京へ凱旋。東京の店や本場四川のお店でさまざまな麻婆豆腐を食べ歩き、自らが理想とする麻婆豆腐を探究しました。
本場の味と香りの良いところは残しながらも、独自にアレンジ。うまさを味わえないほど辛過ぎないようにと、辛さはあえて本場の約半分に調整。山椒のしびれる辛さを生かし、ふわっとさわやかに心地よく味わえるように調理しています。不自然なしびれがあと残りしないようにと、化学調味料は使わないのがポリシー。
また、肉の食感を楽しめるように粗挽きと細挽きの肉を合わせたり、アツアツに熱した保温性の高い土鍋状の器に入れて提供するなど、うまさのためには手間ひまは惜しみません。
この店では、同じく手間ひまをかけて作った「杏仁豆腐」(300円、写真左)も男女を問わず大人気。実は、ランチメニューに載っている唯一のサイドメニューがこれなんです。
杏仁の粉から作った本物の味わいは、クリーミーながらさわやかでコクがあり、本当に美味! 麻婆豆腐との相性もバッチりなので、ぜひぜひこれも一緒にご注文を!
ディナータイムには、ランチ同様の麻婆豆腐定食や杏仁豆腐はもちろん、担々麺や海鮮炒飯、ご主人自慢の中華の一品料理なども提供され、料理+200円で定食にすることも可能。お昼も夜も定食のライスは自由におかわりできますよ。
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「東京麻婆食堂」
東京都港区赤坂2-15-10花柳ビルB1
03-3587-2815
11時30分~15時L.O、18時~22時L.O
土・日・祝日定休
【関連リンク】
◇赤坂経済新聞、グルメ特集を配信開始-リポーターはグルメタレント柳生九兵衛さん(赤坂経済新聞)
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